2016-01-01から1年間の記事一覧

京都市交響楽団の「第九」

濃厚な弦に慣れた、大フィル=ベートーヴェンの耳にとって、京響…京都市交響楽団の「第九」は、ある意味、新鮮であった。清水信貴先生のフルートも久々にお聴きした。本場、ボン市の音楽監督を務めるブルニエ氏は、指揮台を逆さまに使われる(笑)。でも、大フィルのL…

私学の哀しみ/過度の部活動の是正

何のかんのいうても、僕の「愛娘」のようであった生徒は、例年、同志社大学に進んでくれる。気持ちとしては、嬉しいけれど、皆、指定校推薦。正々堂々と一般入試で挑んでくれる子は、おらんなぁ(笑)。いわゆる模試の入試偏差値というのは、一般入試での場合。現在は、そ…

「青春18きっぷ」の今

小川散歩、表千家不審菴、裏千家今日菴、百々御所こと臨済宗寶鏡寺尼門跡

和宮さん、ごきげんよう。百々御所。 春には、門主であらしゃった内親王の三麼地院宮さんの、父帝の光格天皇さんより下賜あそばされた、この有職雛(高倉雛)など、堂上公卿の家に伝わる有職雛を拝見するのが、何よりの楽しみ。

列女伝

前漢の劉向による『列女伝』は面白い。才の優れた理想的な女性の伝記を集めた歴史書としては、類い稀ではあるまいか。遣唐使によってもたらされた、日本の奈良朝から平安朝でも、あまり読まれた形跡はない。演習で、「晉羊叔姬」の件を読んだ。『詩経』の「無曰不顯…

同志社創立141周年記念リユニオン 同志社大学ホームカミングデー2016

平成28(2016)年11月13日、撮影。 今以て、大学図書館を利用したり、M地下食堂で食事をしたり、キャンパスを通り抜けたり(ついこの間から自転車は曳行の規則に)、生活圏になっており(笑)、同窓の催しにわざわざ出向くまでもないが、やはり企画されると面…

「渚の院」の所以

古河内湖からも遠くなっていたはずで、やはり淀川水系の低湿地帯の汀と仮に考えてから調べた方がよいかな。桂川、宇治川、木津川から束ねられた水流が、巨椋池に溜まった水と相俟って、狭い水無瀬(山崎)の合間から押し出されるところ。所々、湖沼のようになってい…

「良妻賢母」の語源に寄せて

お寧さんは、北政所として、夫の秀吉公が出陣などで京・大坂を空けている折には、関白の代理として政務の決済をなされていた。たいへん聡明、かつ気さくで虚心の方であったようで、ゆゑに家中と政権を支えるゴッドマーザーとして敬慕された。おそらく、「美しく」思わ…